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オススメ青葱を切る

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著者:藤本徹 装画:西淑

藤本徹の第一詩集。
手にとった瞬間、ああ、僕はこの本を一生大切にするだろうと思った。
そしてそれは表題作「青葱を切る」を読んで確信に変わった。

青葱を買ってくる
ひとまとめに小口切りにする
涙がでてくる
ビールを開ける
ラジオをつける
おそろしいことが聞こえてくる
青葱を切る
涙が出る
今夜は湯豆腐
明日は肉豆腐

つづきは是非本書を読んで欲しい。
ラジオから聞こえてくる現実と葱を切っている現実
地続きの痛みが涙に変わる

表題作を含め、小さな物語を紡いだような詩が16篇。
影に潜んでいた言葉になんとか光を当てていくような、でも届かないような、
もう少しで触れられるような、そんな想いが滲んでいます。
どうかこの詩集がダイニングテーブルに置いてあるような、そんな光景をたくさん見たい。
そんなことを店主は思いました。

装画にイラストレーターの西淑。
装丁も素晴らしいの一言。

著者:藤本徹 装画:西淑 発行:藤本徹(私家版) 2016.12 ソフトカバー
新刊書籍












状態
(状態について)
A :
新品同様
B :
汚れや痛みなどが少なく、古書としてきれいな状態
C :
古書として標準的な状態
D :
汚れ、傷みあり

※当店では商品への値段の書き込み、ラベル貼りは行っておりません。

販売価格
1,944円(税込)

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