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家族が作る 家族の雑誌

家族と一年誌「家族」およそ3年半ぶりの新刊です。

「家族」は一冊丸ごと、一つの家族を取り上げ、一年の歳月をかけ取材しています(しかし今回は3年!)。
第二号の家族は千葉県大多喜市にあるmitosaya薬草園蒸留所を営む江口一家です。お父さんはブックショップ「ユトレヒト」 「TOKYO ART BOOK FAIR」を立ち上げた江口宏志さん、お母さんはイラストレーターとして活躍する山本祐布子さん。そして今回の主役と言えるのはお二人の娘さんたちです。

『美糸(みと)ちゃんと紗也(さや)ちゃんは3つちがいの仲良し姉妹。ある日、お父さんは仕事をやめて蒸留家になりたいと言い出した。ドイツでの修行、 日本での場所探し、そして、植物が生い茂り果実が実る、古い薬草園との出会い。はじめてのことにお父さんとお母さんが奮闘する横で、乗れなかった自 転車にのれるようになり、知らなかった植物の名前を覚え、二人はすくすく成長していく…。出来あがった蒸留所にお父さんとお母さんは「mitosaya」 と名前をつけた。美糸と紗也と「mitosaya」。ひとつの家族の中で育っていく、ふたつのみとさや。その一年間の物語。』

本を読み終えると、蒸留酒はいつ出来るのかと取材を重ね家族を見つめるうちに、「完成はないんだ」と気付く発行者の思いにきっと深く頷くと思います。

本誌の大半を占める写真は創刊号に続き写真家の奥山由之、吉楽洋平。
イラストにはもちろん山本祐布子と作品集『gathering』も好評な今井麗。
そして、この本を制作しているのも一つの家族です。

今回も家族っていいなあと素直に思える一冊。

発行:HYOTA 2019.1 98p ソフトカバー
新刊書籍
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販売価格
2,310円(税込)

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