京都発文芸誌「APIEDアピエ」。毎号一冊の文学を特集し、様々なライターの書評、エッセー、論文、創作を綴じ込めた文集。
表紙挿画の銅版画家山下陽子さんをはじめ、装幀挿画も素晴らしく、毎号楽しみにしているリトルプレスです。
23号の特集は皆さんお待ちかね!「坂口安吾」です。
「堕落論」や「白痴」だけの安吾ではない、という発行人の意気込みが伝わる1冊。49歳に亡くなるまでに書かれた膨大な作品から今回も多くのライターさんがそれぞれに作品を取り上げ、この稀有な作家について語ります。
今号も巻末には山本善行さんの「善行堂通信」を掲載。
発行:アピエ社 / 2014.9 / 表紙挿画:山下陽子 / 挿画:山口桃里 Sumiko / 78p 22×13cm
新刊書籍