『忙しいグローバル競争社会に、あっさり背を向けて、いつも「のほほん」としていたいです。』
鹿の訪れる山の麓で暮らす奈良の詩人西尾勝彦さんの幸福論。
幸福論と書くと少し難しそうですが、そこは西尾さんの書く文章なので西尾さんの仰るようにお茶を飲みながら陽のあたる場所で気が向いたときにのんびり読むのがいいのではないでしょうか。
散歩をする、あえて時間のかかることをする、本を読む、音楽を聴く、自転車を漕ぐ、何でもないことを楽しむということ。
おだやかに暮らすことは本当は、本来は、簡単なことだと教えてくれます。
ちょっと立ち止まって読んでみてください。
別冊ふろく、「のほほん自由手帳」付
ロングセラーとなっている詩集
「歩きながらはじまること」と同じサイズ。
是非合わせていつでも鞄に入れておいて欲しいです。
著者:西尾勝彦 出版社:七月堂 2019 ソフトカバー91p
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