板橋区立美術館で開催される『小さなデザイン 駒形克己展』の図録です。
今ではワンストロークの活動で造本作家、絵本作家として多く知られるデザイナー駒形克己。
永井一正の元で初期のキャリアを積み、その後2度にわたる渡米。
日本と離れた場所で独自のデザインを生み出す下地となったアメリカでのグラフィックデザイナー時代。
そして「紙」を使ったデザインに次第に惹かれ、娘の誕生と共に造本(絵本)への傾倒を深めていきました。
あくまでも「小さなこと」「手のひらに収まるサイズ」を好み洗練されたあっと驚くデザインを手掛けてきたそのお仕事を幅広く掲載。
ニューヨークのCBSに持ちこんだポートフォリオ、ポスター、案内状、メッセージカード、カレンダー、そして絵本。
約300点。
装幀は駒形さんの色とも言っていい綺麗な水色。美しい。
発行:ブルーシープ 2019 ソフトカバー 29.7 x 21cm 192p
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