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出来事のポリティクス

企業から創造力を奪い返す

"現代は、工場が製品を生産する時代ではなく、企業が「世界」を生産する時代である。この変化にともない、かつて労働運動が依拠してきた「労働」は、資本からも国家からも見捨てられ、いまやコントロールの手段としての「雇用」に取って代わられた。人々の創造性(脳の協働)をたえず捕獲しつづけるこの「知-政治」を、いかにして解体するか?"

イタリアの社会学者・哲学者マウリツィオ・ラッツァラートからの呼びかけ。
著者の研究テーマは非物質的労働、労働者の分裂、社会運動。
耐え忍ばす、新たな協働へ。

絶版

目次
chapter 1
出来事と政治
ネオ・モナドロジー/ノマドロジー
包囲から捕獲へ
可能世界の淘汰
集合的なものについての批判
配分的全体と集合的全体
自然と社会
怪 物

chapter 2
コントロール社会における生と生体の概念
監禁されるものは外部である
規律社会からコントロール社会へ
群集、階級、公衆
生と生体
労働運動と規律社会

chapter 3
企業とネオ・モナドロジー
コミュニケーション/消費
労働と可能性の生産
資本‐顧客
モナドとしての労働者、その自律と責任
金融界と表現機械
企業と脳の協働
「生産」という概念
集合化した脳の活動とその協働
脳の協働による生産――共同財
測定とその外部
共同財をめぐる闘争
資本主義と貧弱な生の様式

chapter 4
表現とコミュニケーションの対立
会話と世論
テレビ
会話とナショナリズム
時間のテクノロジー
インターネット
権威主義的発話と説得的発話
ミハイル・バフチンと差異の政治学
哲学的ノート/存在論としての対話主義

chapter 5
ポスト社会主義の政治運動における抵抗と創造
マジョリティの基準としての賃金労働者
マジョリティ/マイノリティ
生体、抵抗、権力
戦争の体制

chapter 6
マウリツィオ・ラッツァラートへのインタビュー

著者 Author:マウリツィオ・ラッツァラート 訳:村澤真保呂・中倉智徳 出版社 publisher:洛北出版 2008初版 ハードカバー 382p
B(帯付)

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新品同様
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古書として標準的な状態
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汚れ、傷みあり

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販売価格
5,500円(税込)

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