元ガケ書房、現ホホホ座店主、山下賢二さんのエッセイ集です。
まずは夏葉社島田さんの案内から。
「2004年、京都市左京区北白川にオープンし、2015年2月に店を閉じるまで、ずっと、ガケ書房は、どの本屋さんにも似ていない、オリジナルな本屋さんであり続けました。
そうした本屋さんは、どういうふうにして、出来上がったのか。
店主は、なにを考え、どのように試行錯誤したのか。
『ガケ書房の頃』は、その店主による、赤裸々な書店論であり、エッセイ集です。
なにも持っていなかった若者が、90年代、ゼロ年代を、ときに唐突に、ときに楽観的に、ときに歯を食いしばりながら、駆け抜けた、時代の記録。
本屋さんの青春期。」
ご存知の通り、京都にはたくさんの素晴らしい本屋さんがあります。その中で外見も中身も極めて個性的で魅力的な本屋さんがガケ書房だったと思います。その背景が表に幾つもの言葉となって現れました。
店をやっている人、やりたい人、仕事について考えてる人、全ての人に届けたいと思います。
著者:山下賢二 出版社:夏葉社 2016.4 288p ソフトカバー
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