郷愁へのまなざしが写真を続ける力になったのはいつごろからだろうか――
"サウダージ"に誘われるように、海を渡り、境界を越えてきた写真家・フォトジャーナリストの原点・ブラジルへの旅の追憶。渋谷敦志のファースト写真集。
いつも心にあるブラジルの風景。
初めてブラジルに降り立った1996年から2015までの記録。
この間の二つの震災。揺れ動く心。
それでも今も探し続けている光の射す場所。
そんな思いが全て注ぎ込まれた素晴らしい一冊です。
ページをめくるたえびに突き動かされるものを感じる。
著者:渋谷敦志 出版社:瀬戸内人 編:淺野卓夫(サウダージブックス)2016 160p ハードカバー
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