「子どものために書くということは、すべてのものにむけて書くということである」と述べたのは、アメリカの絵本作家で詩人のマーガレット・ワイズ・ブラウンだった。
「たべる」ことは頭よりも手や口など、全身を使って味わうことだ。
本書はそんなまえがきで始まる。
「夜」
「感覚」
「森」
「動物たち」
「変身」
「祝祭」
「ねむる」
以上のテーマに洋邦問わず絵本を紹介。絵本の喜び、楽しみを伝える。
絵本を紹介する本でこれほど読み応え(食べごたえ)のある本はないかも知れません。
出版社:青土社 2012初版 ハードカバー 238p
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