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とりとめなく庭が

「誰かや、何かを、いとおしいとおもう。」

詩人、三角みづ紀、はじめてのエッセイ集。
デビュー作で中原中也賞を受賞、萩原朔太郎賞を最年少で受賞。
鹿児島に育ち、東京に出て、現在は北海道で暮らしているそうです。

旅や、日常の中で綴った瑞々しい言葉たち。
普通の幸福を願うような言葉たち。
詩は写真でエッセイは映像のよう、と書いておられる通り浮かんでは消えていく虹のような言葉たち。
30のエッセイと7行の詩。

旅や暮らしの中で読んで欲しい一冊。

詩集「よいひかり」に続き装画、そして挿画を手がけているのはさとうさかなさん。
淡い色合いがこの本を深く美しいものに仕上げています。

著者:三角みづ紀 画:さとうさかな 出版社:ナナロク社 2017.10 ソフトカバー
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1,540円(税込)

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