「こけしの宝庫」と言われる山形県。
本書では脈々と受け継がれるこの玩具の歴史を紐解いていきます。
「こけしの発祥は定かではない。しかし東北という風土において、少なくとも江戸末期のいつ頃かにこけしを作る木地師がいて、またそれを買ってゆく人々がいたことは紛れもない事実である」
第一章 こけしのすべて
第二章 山形木地業とこけしの概観
第三章 物故主要工人を中心とした経歴・作品・鑑賞
第四章 現代山形県の産地と工人名鑑
第五章 山形こけし界あれこれ
カラー/モノクロ写真多数掲載
工人名鑑がすごい
昭和の末期に制作された歴史の残るこけしの名著です。
著者:柴田長吉郎 箕輪新一 出版社:山形テレビ 1981 B5版 ハードカバー
C(カバー、小口シミ)