1984年生まれの詩人、黒崎立体の第一詩集。
割れたガラスのように研ぎ澄まされ、突き刺さる言葉。
存在を証明するように。
tempo giustoは心拍の速さ、の意。
その音を聞いてみてください。
「ねじ」「光について」という詩が好きです
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ひとりじゃないんよ、と言われて
かえり道おなかをさすってた
おろせと言われても聞き入れなかった
そうしてうまれてきたんが
わたしのおにいちゃんです
(ねじ)
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著者:黒崎立体 出版社:七月堂 2016初版 ソフトカバー
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