「電話中につめを切ってる 届くかな 届け わたしのつめを切る音」
「からまって揺らいで消えるまよなかの裸体はとおい汽笛のにおい」
「ジュンク堂あげたいきみに ジュンク堂わたしよりずっと役に立つから」
いつかは全部わすれてしまうような一瞬一瞬を、全部思い出してしまう。ー山田航
これは最高の褒め言葉ですね。
1996年生まれ、北海道で活動する初谷むいさんの第一歌集。
学生時代から注目されていた圧倒的な言語感覚が綴じこめられた新感覚の歌集。
著者:初谷むい 出版社:書肆侃侃房 2018 2刷 ソフトカバー
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著者:笹井宏之 出版社:書肆侃侃房 2013初版 ソフトカバー
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