『通勤途上の橋の上に住む初老の男性がある日亡くなった。そこにはだれともなく、大きな花が飾られ、続いてさまざまな捧げものが次々捧げられていった……。
日常のなかで出会う「言葉なき人々」に思いを寄せる、25のエッセイと詩。』
『生きていくうえで、かけがえのないこと』『言葉の贈り物』『言葉の羅針盤』に続く若松さんの言葉のエッセイ集。
河合隼雄、茨木のり子、谷川俊太郎、小林秀雄、宮沢賢治、石牟礼道子、カズオ・イシグロ、柳宗悦、、
そしてミレーの「種まく人」
多くの本と作家の言葉を引用しながら「言葉にならない思い」について思いを巡らし、言葉の持つ声に耳を傾ける。
これまでの著書と等しく、今多くの方に届けたい本です。
著者:若松英輔 出版社:亜紀書房 2018初版 ソフトカバー 182p
新刊書籍