白から黒へためらいながら歩いて行って
眼から魂へ一瞬で飛ぶ
でも心は気づかない
自分が誰の夢を証ししたのか
ー谷川俊太郎
旅に出て写真を撮る生活から結婚し子どもが生まれたことで被写体は日常になった。
2人の子どもを撮り続けた10年間の記録。
生命は光、深いコントラストは夜か。
幻想的世界は幼少時の記憶に繋がっていく。
この不思議なタイトルは著者の娘が口にした言葉から。
谷川俊太郎、坪川拓史、大竹昭子、タカザワケンジ、小林美香、長尾敦子らの寄稿を添えた別冊子「キチムへの手紙」付属。
著者:橋本とし子 出版社:ふげん社 2018初版 ソフトカバー
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