滋賀県出身の写真家、辰巳直也の1st写真集。
大阪で活動の後、現在は東京で活動中。
本書は「西成 1995-2001」「沖縄 2003」「新宿 2007-2011」の三部構成。
それぞれ年代が違っているとは言えコントラストが凄まじく、同じ日本の中とは思えない。
タイトルを「日本」としたのはかなり意識的なような気がする。
モノクロポートレイトの西成のおじさんたち、カラーの沖縄の海、混沌とした新宿。
写真家の眼に写る「日本」の風景。
300部限定
著者・発行:辰巳直也 2012 ソフトカバー 240p
新刊書籍