2010年Brighton Photo Biennaleからの招待を受け、イギリスへ降り立ったアレック・ソスですが労働ビザを持っていなかったため、何とか家族と入国は許してもらえたものの、イギリス国内での撮影は許可されませんでした。違反した場合は罰金と2年以内の禁固刑と言い渡されます。

ブライトンの街を数日歩き回り思案した彼は7歳の娘を連れて彼女と一緒に写真を撮り始めました。
BRIGHTON PICTURE HUNTの始まりです。

最後に「この写真は全てわたしが撮ったのよ、本当に」とカルメンの落書きが写っています。
そしてアレック・ソスによるカルメンのポートレイトで終わります。
この写真集に収められた写真が全てカルメンの手によるものなのかは二人にしか分かりません。

初版1000部限定/limited edition of 1000 copies
状態良好