漫画家、絵本作家ますむらひろしのライフワークとなるアタゴオル・シリーズの原点。
魂の帰るところ、生物の生まれた場所、遠い宇宙、光が交差する場所。
壮大なスケールの中を旅するぼくと猫のヒデヨシ。
既に画風が確立されているブルーのファンタジックな世界。
アタゴオル、そして宮沢賢治の世界を描くことになるますむらひろしの世界が凝縮された絵本です。
2006年に復刊されましたがこちらは1976年発表のオリジナル(1978 3刷)。
ブルーの印刷に徹底的に拘ったことがうかがい知れる美しい絵本です。もちろん物語も。
絶版
著者:ますむらひろし 出版社:ブロンズ社 1978 3刷 ハードカバー
C(天、見返しシミ)