脳出血で倒れ、搬送された。
病院で「失語症」と診断、入院。
自分の名前も言えず、平仮名もよめなくなった。
そのあとは、リハビリ生活、そして、光をとらえる事だけだった。
元々は写真雑誌「CAPA」の編集長をしていた加藤さんが2012年に脳出血を発症し失語症となります。
リハビリも兼ねてフォトギャラリーPlace Mで瀬戸正人が主催しているワークショップに参加。
「聞く、話す、読む、書く」が困難な世界で「言葉のない」写真には何が写るのか。
光と影のコントラストがはっきりしていて、特に僕は花火の写真にしばらく見惚れてしまいました。
川崎から訪ねってくださったことは長く記憶に残ると思います。
著者:加藤俊樹 発行:Place M 2019初版 ソフトカバー 50p
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