『手のひらに一粒のアートを。
僕らの感性と日常を触発するアートをもっと身近に、手のひらに。
人とアートの出会いをつくるペーパーバック第四弾!』
AKATSUKI PRESSからTHE POCKET ART シリーズが刊行されました。
一人(一組)のアーティスト作品を毎号紹介していきます。
ソフトカバーのポケットサイズで気軽に読める。かつリーズナブル。
アートブックだからと気負わずにこれは是非是非手にとって頂きたいです。
第4弾はイラストレーターの小田原愛美。
エログロ、というよりもとにかくポップ。
アイロニカルな作品に、え、なにこれ、と凝視してしまう。
底には絵を描くことの楽しさが溢れている。
90年代はポップな作品が溢れていたけれど、小田原さんの純粋でメランコリックな作品はこの時代に必要だなと思う。
巻末インタビュー "Why do you make art? あなたたちは、なぜつくるのか"
「何ができるのか自分でもわからない。絵を描くことしかできないんです」
小田原愛美
1988年、東京都出身。初めて開催した個展『Playing Dead』(2012年)をきっかけにイラストレーターとして活動を開始。ファッション誌や書籍などにイラストを提供して全国的な知名度を得る。水彩からデジタル、さらには立体まで、枠にとらわれない多彩な技法でアイロニカルな世界観を表現し、毎年個展を開催したりグループ展に参加したりと活動の幅を広げている。2014年に立ち上げたユニセックスブランド、I&MEのデザイナーとしても活躍。JACKSON MATISSEなどのブランドとコラボレーション、Champion Harajuku Storeでのライヴペイント、BEAMS Tで個展『HOUSE』(2018年)を開催するなど、ファッションシーンからも厚く支持される。
著者:小田原愛美 出版社:オークラ出版 2019.6 96P 四六変形版(W100×H182mm)ペーパーバック
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