2017年秋にリリースされた9曲入りのアルバム。
お昼すぎから夕暮れにかけて、繰り返しいつまでも聴いていたい9つの小品。
今手元にあるもの、目に映るものをもう一度慈しむために。
素晴らしいデザインでものとしても大切にしておきたいアルバム。
1.小さな歌
2.緑
3.ぶどう畑
4.遠望
5.銀の道
6.ヴァレー
7.鳥
8.冬の歌
9.舞曲
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2015年の冬に、楽想がわき、いくつかの旋律が立ち上がった。
それは「歌」と呼びたいようなものだった。
歌は「つくる」よりも、「うまれる」ということばが似合う。
うまれた歌は、繰り返しギターで弾くことで、ゆっくりと成長していった。
歌が成長していく過程で、名前がついた。
名前がつくと、その歌はひとりで立つことができるようだった。
いまこの歌たちをギターで弾いていると、自分のものであって、自分のものではないような、不思議な感覚を味わう。
(『小さな歌』覚え書き)
Guitar:AOKI,hayato
Piano(2.5):haruka nakamura
Guitar:Gen Tanabe
写真:五十嵐恵美 デザイン:青木隼人 発売:grainfield
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