1998年に映画『ポルノスター』で監督デビューを果たして以来、『青い春』『空中庭園』『ナイン・ソウルズ』『モンスターズクラブ』『I’M FLASH !』、そして『泣き虫しょったんの奇跡』など、数多くの映画を生み出し、映画界はもちろんのこと、多くの俳優にも影響を与えてきた豊田利晃。
50歳となり、半生を振り返った随筆集。
映画との出会い、俳優たちとの出会い、母親、父親や友人たちとの別れ、拳銃不法所持で逮捕されたときのこと、ヒリヒリと切迫感のある文体は声明文のようで、言葉から目を逸らすことが出来ない。
装画は奈良美智。
また、各章にはゆかりのある俳優やミュージシャンが挿画を描いています。
挿画=豊田光、ヤマジカズヒデ、阪本順治、千原ジュニア、アンチェイン梶、松田龍平、マメ山田、鈴木杏、角田光代、中村達也、瑛太、東出昌大、照井利幸、渋川清彦、浅野忠信、飯田団紅(切腹ピストルズ)[掲載順]
著者:豊田利晃 出版社:HeHe 2019 B6判/ソフトカバー/136p
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