第17回写真「1_WALL」グランプリを受賞した滋賀県長浜市出身の写真家、川崎祐の写真集。
東京で活動しながらも帰郷の際に撮り続けていた「故郷」と「家族」。乾ききった「郊外」の光景。
子供の頃の朧気な記憶と今現実にファインダー越しに見える家族の「顔」と憎しみ出ていった何もない町の「光景」。
文学から写真へ転向したことで発見した写真家の心の揺らぎが垣間見えます。
巻末テキストに堀江敏幸。
アートディレクションは寄藤文平と岡田和奈佳。
※著者サイン入
著者:川崎祐 出版社:赤々舎 2019.12 ハードカバー 223 mm × 283 mm 168p
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