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幼年の色、人生の色

「過ぎてゆく時間は、そのときそのときの感情を消し去るが、そのときそのときの記憶に滲んでいる色あいは、いつまでものこる。」(幼年の色、人生の色)

長田弘が最後に自ら編んだ自選エッセイ集。

場所と記憶、漢詩、アメリカ、ボブ・ディラン、クラシック音楽、猫や人との出会いと別れ、、。


I 幼年の色、人生の色/むかし、霧積温泉で/少年のじぶんに出会う場所/言葉の川、言葉の橋/追分の油屋旅館のこと/アトクセターの市場の少年/京都という街の地図/ひそやかな音に耳澄ます/秋の「真景累ケ淵」

II ふみよむあかり/笑う詩人/市井ニテ珠玉ヲ懐クモノ

III 回転木馬のように/へそまがりの老人のこと/アメリカの旅の思い出/ホイットマンの手引き/二十一世紀の『草の葉』/コヨーテの導き/テポストランの鐘の音/この地球に初めてそだつ樹

IV はじまりは流浪の民/音楽で測る時間/時間の贈り物/奇蹟の音を追いかけて/天使の手品/チェロ・ソナタ、ニ短調/沈黙としての音楽/十二月の音楽/詩は眼差しのうちにある/小鳥たちとジャズ

V 「ねこに未来はない」/猫と蕎麦/猫の言葉をまなぶ/それにしても/遠い日の友人の死/人生の特別な一人に宛てて/福島、冬ざれの街で/じゃあね

本書で触れられた本

カバー画:三岸黄太郎

著者:長田弘 出版社:みすず書房 2020 3刷 四六判 上製本 タテ188mm×ヨコ128mm/192p
新刊書籍



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2,640円(税込)

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