日本人が日本人みずからの感情の松明をもって東洋の闇を明るくした著作の尤なるものは、実に天心の英文著書であろう。 村岡博(訳者)
1904年、日露戦争の最中にアメリカで発表された岡倉天心の日本論。
2年後の「茶の本」で描かれた日本人の精神世界に対し、徳川以降の日本歴史、そして明治維新による急速な日本の発展について述べられています。
目 次
第 一 章 アジアの夜
第 二 章 蛹 時 代
第 三 章 仏教と儒教
第 四 章 内部からの声
第 五 章 白 禍
第 六 章 御用部屋と大奥
第 七 章 過 渡 期
第 八 章 王政復古と明治維新
第 九 章 再 生 期
第 十 章 日本と平和
著者:岡倉天心 訳:村岡博 出版社:土曜社 2017初版 文庫 124p
新刊書籍