現代美術界で重要な賞の一つである「ターナー賞」を2000年に受賞し、ロンドンとドイツを拠点として活動するドイツ人フォトグラファー、ヴォルフガング・ティルマンス（Wolfgang Tillmans）の作品集。
本書はダブリンのアイルランド現代美術館（IMMA）で開催された「Rebuilding the Future」、ブリュッセル現代美術館（WIELS）で開催された「Today Is The First Day」の2つの展覧会に合わせて出版されました、

21世紀に入ってからは写真家としての枠を超え、映像、音楽をはじめとしたライヴパフォーマンス、そして政治的な活動に積極的に関与し、制作を続けてきました。
この作品集はその集大成と呼べるもの。
ティルマンスを追うことで世界の現状、その一つのシーン、あるいはレイヤーを見ることが出来ます。
500ページを超えるボリューム、暗く深い、世界への入口です。

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