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newイエスの意味はイエス、それから・・・

「#MeToo運動が起きたことで、いろいろなことが明らかになった。個人的な出来事だとされてきたことが、そうではなかったことがわかった。暴力と見なされていなかったことが暴力だと認識されるようになってきた。
セクハラを受けた側が居場所を失い、声を上げたことで社会の期待を裏切る存在となる。加害者の言うことが信用され、被害者の言うことは思い込みとされる。この論理のすり替えはなぜ起きるのだろう。」

『憎しみに抗って』『なぜならそれは言葉にできるから』(共に当店でも定番になっている)に続く、みすず書房から刊行されたドイツの哲学博士カロリン・エムケの3冊目の著作。
セクシャルハラスメントや虐待といった自身の身近で体験したことを例にあげながら、なぜ自分は暴力に気付かなかったのか、なぜ忽然と対処しなかったのか、自身に問いかけながら綴られたモノローグ。暴力を支える論理を問い直していくこと、そしてここやあそこにある小さな声が世界を変えていくことを示してくれています。

表紙写真はTerry Weifenbach

著者:カロリン・エムケ 訳:浅井晶子 出版社:みすず書房 2020.10 初版 ハードカバー 139p
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3,080円(税込)

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