フォークシンガー、世田谷ピンポンズ(現在、京都在住)の書き下ろし自伝的エッセイ集。
大学進学のために上京、ひとりぼっちの学生生活、絵描きの女の子との出会い、音楽活動、都会の喧騒や人ごみを離れ、不完全な名前のない感情を歌にする。
東京の生活と又吉直樹ら音楽を通して出会った人々との他愛のない会話が静かに織り込まれている。
このエッセイを読むと誰もが通ったあの青春時代を懐かしく思うよりもあの時の延長に今があるのだ、と教えてくれる。
6曲入CD『世田谷e.p.』付いてます。
その後の東京
SANGENJAYA FRIENDS
チンチン電車の走る街で
TOWN
キャロットタワー
二階の歌
著者:世田谷ピンポンズ 装丁・装画:waca 出版社:岬書店 2020. 11 四六版変形/並製/カバーなし 176p
新刊書籍