”ビートルズは強烈だった。もうずっと以前から心の中にあったものが、やっと突破孔を見出したような感じだった。見えなかったものが見えたようで、荒々しく優しい気持になれた。”(うんが)
佐々木マキが自身の幼少の頃を綴った50のエッセイ集。
舞台は神戸。
タイトルはしりとりになっていて、「クリスマス」→「すま」→「まち」で始まり、「スクラップ・スクリーン」(これが名エッセイ!)で終わる。
別紙栞「赤瀬川原平/深海のビー玉」付
絶版
著者:佐々木マキ 出版社:筑摩書房 1989初版 ハードカバー
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