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デジタル写真論

「SNSやスマートフォンによって全面化するデジタル写真とは何か? その本性と可能性を松江泰治やヴォルフガング・ティルマンスらの具体的な作品を詳細に解析することで考察する。水や空気のように遍在することで透明化してしまったデジタル写真を真に見るための必読書。」(版元より)

手のひらに載っている画像をもはや「写真」として認識することはあるだろうか?
まったく写真=イメージを見ていないのではないだろうか?
そんな疑問を持ったことのある方は是非。

【主要目次】
序に代えて: Interview「デジタル写真の非同一性」

I デジタルの本性
デジタル写真、この未知の領域
カルチュラル・アナリティクスの限界と可能性

II モダニズム写真の再検討
イクイヴァレント2017:安村崇「1/1」によるスティーグリッツの再解釈
もうひとつの物語「:抽象の力」とスティーグリッツ

III モダニズムからポストモダニズムへ
プロヴォークとコンポラ「:日本写真の1968」展
ウィノグランドの謎、素描
The memory leaves you for photography:大森克己の「sounds and things 2」

IV デジタル写真と松江泰治
サイズ、時間、色彩:松江泰治のデジタル写真
墓としての写真:松江泰治の『JP-01 SPK』
ありえない主体の形成:松江泰治の「JP」、「マキエタ」、「パノラマ」のシリーズについて

V デジタル写真とティルマンス
連続性とフレーム:ヴォルフガング・ティルマンスI、II、III
リフレインと散種:ヴォルフガング・ティルマンスの「デスクトップ・タイプ」レイアウト

VI デジタル時代の現代作家
断念と固執:鈴木理策の写真
「キャンプ」の果て:蜷川実花の変容
明るい部屋の外へ:高谷史郎「Topograph/ frost frame Europe 1987/Toposcan」展評

VII 写真をめぐる対談
対談I 写真の入口:倉石信乃×清水穣
対談II 写真の出口:倉石信乃×清水穣

VIII 付論
不可視性としての写真

著者:清水穣 出版社:東京大学出版界 2020 初版 ハードカバー 233p
A


状態
状態について
A :
新品同様
B :
汚れや痛みなどが少なく、古書としてきれいな状態
C :
古書として標準的な状態
D :
汚れ、傷みあり

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販売価格
3,850円(税込)

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