チリの新星、パウリーナ・フローレスの短編集。
2014年に発表された表題作「恥さらし」でロベルト・ボラーニョ短篇小説賞を受賞。
チリの首都サンティアゴを舞台に描かれた女性たち、子どもたち。
貧困や社会の変動が生活に忍び寄り、小さな傷をつけ、すれ違いを生む。
素朴で劇的な出来事はないけれど、微かに心が疼く九つの物語。
待望の日本語訳。
2015年度チリ芸術批評家協会賞
2016年度サンティアゴ市文学賞を受賞
著者:パウリーナ・フローレス 訳:松本健二 出版社:白水社 202.1初版 ソフトカバー 272p
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