「ゴンダールのストリート、それは歌い、踊り、怒り、さまよい、嗚咽するのです。」(エヒオピアホテル)
映像人類学者が音楽研究のために訪れたのはエチオピア北部の都市、ゴンダール。
人々の熱量に戸惑いながらもアフリカへ通うたびにその熱は確実に伝染し、気が付くとストリートへ吸い寄せられていく。
名前のない音楽家、僧侶、娼婦、子どもたち、貧困を逃れヨーロッパへ向かう移民たち
詩のように、あるいは童話のように語られる「精霊たち」との交流。
坂本龍一推薦。
著者:川瀬慈 出版社:世界思想社 2018初版 ソフトカバー
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