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ホーム / 文学・人文学 / 哲学・思想・宗教・社会学・心理学 震災考 2011.3-2014.2 前のページに戻る ”三十年後へ、あるいは五十年後へと差し向けられるべき想像力を鍛えながら、いま・ここに生きて在ること。縮小と撤退のシナリオを、あくまで前向きに受け入れられること。やわらかく壊れること。弱者を基点として社会の全体をデザインすること。なんと、生存の技法として学ぶべきことがたくさんあることか。” 震災後しばらく言葉を失ってしまった民俗学者赤坂憲雄の論考。 民俗学、歴史学の観点からまったく新しい暮らしや生業のかたちを創造していく。 赤坂さんの研究は東北学から震災、そしてこの後の「ナウシカ考」へと繋がっていきます。 本書でもナウシカについての言及あり。 ■2011年 東北の民俗知、今こそ復権 広やかな記憶の場を 大震災のあとに東北がはじまりの地となる 海のかなたより訪れしもの、汝の名は フクシマはわたしの故郷である 熊谷達也『いつかX橋で』解説 鎮魂と再生のために 被災地からの手紙 福島、はじまりの場所へ 福島を、自然エネルギー特区に 八千万人の日本列島 福島から未来を創りたい おまえ、俺の何がわかってるんだ、と呟く声がする 人と自然との関係が問われている それは独立への手引き書だった 復興のスピードアップを――市町村支援の態勢強化 原発について、恥じらいとともに語りたい 旅師がリアスの村や町をゆく 『反欲望の時代へ』はじめに 震災と東北 自然の記憶の覚え書きがほしい 聞き書きの旅が求められている 風評被害と戦うために 対立と分断を越えて 新たな農の思想が求められている 文化による復興は可能か 東北巡礼のために ■2012年 希望の始まりの土地・福島 復興特需などほんの幻だ 震災後の思想は可能か 震災からの復興――東北ルネサンスに向けて 一年後のインタヴュー 3・11からの再生――一年後の提言 『「辺境」からはじまる』あとがき 原発と民俗学 文化・芸術による震災復興についての覚え書き 震災から言葉へ なぜ、青森の雪は拒まれたのか 震災を超えて いま、静かな怒りの声を 災間を生かされてあること あすの福島を創るために やがて、福島がはじまりの土地となる ■2013年 ふくしまの声 あらたな入会の思想を求めて 泥の海、自然と人間の交渉史のなかで みちのくアート巡礼を始めよう 東北と奄美・沖縄、楕円の二つの焦点として 子どもの眼は世界を宿して 「増山たづ子 すべて写真になる日まで」展に寄せて 東北から五〇年後の日本を描く(対談=後藤正文) 災間を生きるために 災害を仲立ちとして、世界に開かれる 〈そのとき〉からの時間を抱いて 書評/ミカエル・フェリエ『フクシマ・ノート』 再び、『風の谷のナウシカ』について 三・一一から考える――いま、わたしたちが問われていること コミュニティパワー国際会議 2014 in 福島 基調メッセージ――「あとがき」にかえて 著者:赤坂憲雄 出版社:藤原書店 2014 初版 ハードカバー 381p B 状態 状態について A : 新品同様 B : 汚れや痛みなどが少なく、古書としてきれいな状態 C : 古書として標準的な状態 D : 汚れ、傷みあり ※当店では商品への値段の書き込み、ラベル貼りは行っておりません。 販売価格 1,760円(税込) sold out