ポーランド人フォトグラファー、アーサー・ザルスキー（Arthur Zalewski）によるル・コルビュジエ（Le Corbusier）が設計した5つの集合住宅「ユニテ・ダビタシオン（Unité d'Habitation）」の写真集。

ユニテ・ダビタシオンは戦後の深刻な住宅難を受けて、1945年から1967年にかけてマルセイユ、ルゼ（ナント）、ベルリン（シャルロッテンブルク）、ブリエ・アン・フォレ、フィルミニに建設された。多機能的マンションということで屋上庭園に加え、幼稚園、映画館、薬局、スーパーといった都市生活に必要な施設が設けられているのが特徴。
美的な外観を備え、社会問題にも応え建設されたこの住宅は今尚都市部の人々の暮らしについて発見と考察があります。
350ページを超え、写真集として建築資料としても十分に楽しめる内容。

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