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農の原理の史的研究

鋭い筆致に釘付けになる。
農学と医学の研究は人々の寿命を延ばし、人口増加に繋がってきた。
一方で料理するのがめんどうはおろか、食べるのもめんどくさいという人が増えているという。
「農学栄えて農業滅ぶ」という状況の中で学者たちは何を考え実践して来たのか、農学と資本主義の関係は。
農と食を通して人間のこれからを考える。


”「農本主義」の提唱者にして我が国の代表的農学者である横井時敬を軸に、満洲移民政策に深く関与した橋本傳左衛門、報徳思想に傾斜した転向農学者杉野忠夫、ナチス農業政策の満洲移植を試みた法学者川島武宜、公害病研究でも著名な反骨の農学者吉岡金市ら、極めて個性的な農に関わる思想と実践を限界と可能性の視点から詳述。中・東欧やロシア各国の農業政策と農学のなかに日本の農を置き、旧来の農本主義的疑似ロマン主義に流れることなく、医・食・心・政・技を総合する、未来の農学を目指す史的試論。農学を原理的に塗り替えんとする意欲作。”(版元より)

著者:藤原辰史 出版社:創元社 2021 ソフトカバー A5判 210mm × 148mm 360p



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3,850円(税込)

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