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現代手芸考 ものづくりの意味を問い直す

なぜ人はものをつくるのか

手芸と聞いて何を思い浮かべますか?
閃いたものから恐らく無限に連想して、これも手芸?ならあれも手芸?あ、それも手芸だわ、となりませんか。

『もともと、日本における手芸は「家庭内において行う趣味的な制作とされ、その担い手の多くが女性である」とされてきた。しかし、今日の手芸をとりまく展開は、「家庭内の」「趣味的な」「女性による」といった従来の日本の手芸概念ではとらえることができない。では、手芸でないとしたら、これらは既存の分類においてどこに位置づけることができるのであろうか。それらは、誰がつくり手となって生産され、どのように扱われ、消費され、社会においてどういった役割や機能をもっているのだろうか。』(序論:「手芸的なるもの」を探るより)
本書はこの問いから始まります。視点は文化人類学、ジェンダー研究、美術・工芸史、ファッション研究へ。
手芸の「輪郭」をあぶり出し、文字通り手の内に収めて行き、学びます。
専門家のコラム、座談を多数掲載

論考:「手芸」と技術
   ──「つくること」に与えられた社会的意味  山崎明子

論考:手芸空間の同床異夢
   ──何のために教えるのか/何のために習うのか  杉本星子

論考:手芸とファッションから美術史を描き直す  蘆田裕史

論考:商品化する手芸
   ──「手芸」から「ハンドメイド」へ  木田拓也

論考:女が住まいを飾るとき
   ──手芸の「過剰性」をめぐって  中谷文美

論考:手芸がつくる「つながり」と断絶  金谷美和

著者:上羽陽子・山崎明子 ブックデザイン:コバヤシタケシ 出版社:フィルムアート社 2020.11 2刷 295p
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