「たべるのがおそい」を発行していた書肆侃侃房の新しい文学ムック「ことばと」です。
編集長は佐々木敦。
3号の特集は「ことばと音楽」
総勢13名の音楽家の新作歌詞と柴田聡子と町田康の小説、佐藤良明と細馬宏通の対談
参加音楽家はこちら
イ・ラン、小島ケイタニーラブ、崎山蒼志、澤部渡(スカート)、さや(テニスコーツ)、澁谷浩次(yumbo)、寺尾紗穂、豊田道倫、七尾旅人、野口順哉(空間現代)、蓮沼執太、山本精一、諭吉佳作/men
巻頭に森栄喜、柴崎友香の創作
リレー企画「本がなければ生きていけない」には東千茅(つち式)
【巻頭表現】
森栄喜「Die-in Tulips」
【創作】
青柳菜摘「フジミ楼蜂」
市原佐都子「蝶々夫人」
柴崎友香「知らない街のように」
水沢なお「生殖する光」
【特集 ことばと音楽】
◎小説
柴田聡子「新曲・Best Friend」
町田康「むかし話」
◎歌詞
イ・ラン「私はある女の生き様を想像してみる」(カン・バンファ訳)
小島ケイタニーラブ「帰ってきたシーラカンス」
崎山蒼志「時間」
澤部渡(スカート)「私が夢からさめたら」
さや(テニスコーツ)「その夢のなか」
澁谷浩次(yumbo)「歌の終わり」
寺尾紗穂「香水」
豊田道倫「海の街へ」
七尾旅人「元日の横須賀」
野口順哉(空間現代)「符牒」
蓮沼執太「フェイシズ」
山本精一「二度寝の子守唄」
諭吉佳作/men「から」
◎対談
佐藤良明×細馬宏通「言葉と音楽、そのしくみをめぐって」
【第二回ことばと新人賞】
大沼恵太「ゾロアスターの子宮」
山縣太一「体操させ、られ。してやられ」
【翻訳】
胡遷「空気銃」(濱田麻矢訳)
【本がなければ生きていけない】
東千茅「言葉に呑まれる」
百瀬文「あのページで逢いましょう」
表紙・本文デザイン/戸塚泰雄 装画・挿絵/近藤恵介 出版社:書肆侃侃房 2020.10 ムック 240p
新刊書籍