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ブルーインク・ストーリー 父・安西水丸のこと

"パリでは幸運なことに、父と一緒にマティスの作品を鑑賞することができた。あの頃はいったいどれだけ父と同じような目線で、作品にふれることができていただろうか。若いときにしか気付けなかった見方もあっただろう。そしてあれからどれくらいの絵画を目にして、日々に彩りを与えてもらったことだろう。絵画はまた時間を経て見ると、違った思いが出てくることがある。人生のなかでいくつもの絵画と出会い、父もまた描き続けていった。”(三人の画家とともに)

きっと安西カオリさんにとって水丸さんは父であると共に、友人であり、先生であり、先輩であり、飲み仲間であったのだろう。全ての文章に本当に、大げさでなく、「父のことが本当に好きだったんです」と書かれている。
カレー、日本酒、フォークアート、スノードーム、千倉の海、ニューヨーク、、、水丸さんが愛した物、風景から浮かび上がる記憶を辿る優しに溢れたエッセイ集。
水丸さんのフルーインクのイラストと共にお楽しみください。

私家版「さざ波の記憶」から一部改稿、大幅に加筆し新たに編集されたものです。

著者:安西カオリ 出版社:新潮社 2021.4 ソフトカバー 165p
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販売価格
1,760円(税込)

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