blackbird books

カートをみる0点 合計 : 0円

アメリカ黒人女性とフェミニズム――ベル・フックスの「私は女ではないの?」

黒人女性ほど、自己を殺すように社会科された集団は、アメリカにはほかにない。この文化の中で、私たち黒人女性が個人男性と別個の集団であると認められることはめったにないし、「女性」という集団の一部と認められることもほとんどない。黒人について論じられるときは、性差別のせいで個人女性の声がかき消され、女性について論じられるときは、人種差別のせいで、やはり黒人女性の声がかき消される。黒人について論じられるときは、たいてい黒人男性に、女性について論じられるときは、たいてい白人女性にスポットライトが当てられる。この傾向がどこよりもはっきり現れているのは、フェミニストによる膨大な量の著作の中である。(序章より)

黒人女性が受けた人種差別と性差別という二重の抑圧を告発した名著、およそ10年ぶりの増刷です。
オリジナルの発表は1981年。その後のフェミニズムの方向性に大きな影響を与えました。

第一章 性差別と黒人女性奴隷の経験
第二章 奴隷制廃止後もおとしめられつづけた黒人女性像
第三章 家父長制という帝国主義
第四章 人種差別とフェミニズム― 責任の問題
第五章 黒人女性とフェミニズム

著者:ベル・フックス 監訳:大類久恵 訳:柳沢圭子 出版社:明石書店 2021.5 初版2刷 / 343P / ハードカバー
新刊書籍
状態
状態について
A :
新品同様
B :
汚れや痛みなどが少なく、古書としてきれいな状態
C :
古書として標準的な状態
D :
汚れ、傷みあり

※当店では商品への値段の書き込み、ラベル貼りは行っておりません。

販売価格
4,180円(税込)

カートに入れる

For international customers

top