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子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援

なに困ってるん?

小学校の教師や保育士が「あそこの家庭心配やねん」「胸騒ぎがする」と自発的に支援をしていく。
核家族さえも崩壊する現代において親だけに子育ての責任を負わせるのは最早時代錯誤と言える。
大阪・西成の釜ヶ崎地区では地域の大人たちが連携して子育てを支援してきた。
看護や子育ての現場でフィールドワークを重ねてきた著者村上靖彦さんによる西成の個性的な子育て支援者5人へのインタビュー(聞き書き)。
聞こえてくるのは「誰も取り残さない」「子どもたちの声を聴く」という理念と地道な行動の足音。

目次
●50年以上、西成の子どもたちと居場所をつくってきた「こどもの里」の荘保(しょうほ)さん
●ホームレスの人たちも含めて、町のみんなをつなぐ「わかくさ保育園」の西野さん
●単なる食堂ではない、居場所としての「にしなり☆こども食堂」を生んだ川辺さん
●「じゃりン子チエ」の時代に西成で育ち、本人たちに寄り添いつづけるスッチさん
●若くして妊娠・出産したお母さんなどを訪問し、隠れたSOSをキャッチする助産師ひろえさん

村上靖彦(むらかみ やすひこ)
大阪大学人間科学研究科教授。2000年、パリ第7大学で博士号取得。
著書に『自閉症の現象学』(勁草書房)、『摘便とお花見――看護の語りの現象学』(医学書院)、『仙人と妄想デートする――看護の現象学と自由の哲学』(人文書院)、『母親の孤独から回復する――虐待のグループワーク実践に学ぶ』(講談社)、『在宅無限大――訪問看護師がみた生と死』(医学書院)ほか。第10回日本学術振興会賞受賞(2013年)。

著:村上靖彦 出版社:世界思想社 2021.5 ソフトカバー 268p
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販売価格
2,750円(税込)

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