「うれしい」から震える。
「こわい」から震える。
けれどそれが生きていること、生きていくことの証。
絶望の淵で言葉と希望を見出し、生き抜くと決めた岩崎航の八年ぶりとなる第二詩集。
新しい航海を祝福するような空と海の青い本。
見えない時代を切り拓いていく一冊。
挿絵に兄・岩崎健一の花の絵
装幀は鈴木千佳子
岩崎航
1976年仙台市生まれ。詩人。3歳で進行性筋ジストロフィーを発症。
25歳から詩を書き始める。2013年刊行の第1詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』
(写真・齋藤陽道/小社)がロングセラーに。以降、活躍の場を広げる。
著者:岩崎航 出版社:ナナロク社 2021.6 初版 ソフトカバー 154p
新刊書籍