「当たり前」が当たり前に崩れていく現在。
仕事もどんどん多様化する。
もっと違っていい、もっと自由でいい。
人類学の視点、つまり知られざる土地の知られざる人々から「仕事」と「自由」を学ぶ。
驚きと発見の人類学者の8つの対話。
巻頭は作家柴崎友香と本誌編集者であり人類学者松村圭一郎の対話「ありえたかもしれない世界」
表紙をはじめ全編の絵を手がけたのは安藤智。
◼️巻頭対談
ありえたかもしれない世界について
柴崎友香 + 松村圭一郎
【第1部|働くことの人類学】
貝殻の貨幣〈タブ〉の謎 深田淳太郎
ひとつのことをするやつら 丸山淳子
胃にあるものをすべて 佐川徹
ずる賢さは価値である 小川さやか
逃げろ、自由であるために 中川理
小アジのムニエルとの遭遇 久保明教
【第2部|働くこと・生きること】
2020年11月「働くことの人類学」の特別編として開催されたイベント「働くことの人類学:タウンホールミーティング」。 オンラインで4名の人類学者をつなぎ、参加者xの質問を交えながら「働くこと」の深層へと迫った白熱のトークセッション。デザインシンキングからベーシックインカムまで、いま話題のトピックも満載のユニークな「働き方談義」を完全収録。
深田淳太郎×丸山淳子×小川さやか×中川理
ホスト=松村圭一郎
進行=山下正太郎・若林恵
【論考】
戦後日本の「働く」をつくった25のバズワード
【働くことの図書目録】
仕事と自由をもっと考えるためのブックガイド
松村圭一郎/深田淳太郎/丸山淳子/佐川徹/小川さやか/中川理/久保明教/コクヨ野外学習センター
【あとがき】
これは「発信」ではない
山下正太郎
編:松村圭一郎+コクヨ野外学習センター 出版社:黒鳥社 2021.6 初版 ソフトカバー 301p
新刊書籍