『ストーナー』は完璧な小説だ。巧みな語り口、美しい文体、心を深く揺さぶる物語。息を呑むほどの感動が読む人の胸に満ちてる。――「ニューヨーク・タイムズ」
アメリカの作家、ジョン・ウィリアムズ(1922-1994)の長編。
1965年に発表後徐々に忘れ去られ、著者の死後2011年にフランスの作家の熱意により復刊、ベストセラーとなり、その余波は世界中に響き渡りました。
ウイリアム・ストーナー、というある大学教授の一生。
文学への静かな情熱とその裏で人が経験するあらゆること、仕事、結婚、浮気、戦争、別れ、喜びと悲しみ。
そんな景色が淡々と静かに流れていきます。
また、翻訳家東江一紀の最後の仕事です。(訳者あとがきに代えて:布施由紀子に詳しい。必読です)
著者:ジョン・ウィリアムズ 訳:東江一紀 出版社:作品社 2020初版20刷 ハードカバー 333p
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