blackbird books

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終わりの感覚

歴史とは、不完全な記憶と文書の不備から生まれる確信である――。二十代で自殺した親友の日記が、老年を迎えた男の手に突然託される。それは、別れた恋人の母親の遺言だった。男は二十代の記憶を懸命に探りつつ、かつての恋人を探しあてるが……。記憶の嘘が存在にゆすぶりをかけるさまをスリリングに描くバーンズの新境地。

2011年度ブッカー賞受賞作品

著者:ジュリアン・バーンズ 訳:土屋政雄 出版社:新潮社 2018 7刷 / 19 x 12.6cm 188p
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