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「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし

”あなたの思いを聞いてみたいです。K-POPファンのあなた、韓国人のクラスメイトや同僚がいるあなた。日韓関係のニュースを、電車のなかでチラっと目にしたあなた。一瞬でもわたしたちと同じような、「モヤっ」とした心のひっかかりを感じたこと、ないでしょうか。
本書はそういった気持ちをまず、言葉にすることからはじめます。”
(はじめに)
店主である僕はモヤっとしたことあります、子どもの頃から、今も時々あります。
本書の編集・著者は一橋大学社会学部のあるゼミに集った学生たち。
ゼミで「モヤモヤ」を語り合うことから始まり、朝鮮半島と日本の歴史を学び、「日韓」関係をとらえ直そうとする葛藤が描かれます。鋭い批評もあれば正直な戸惑いも描かれ、非常にリアルな一冊です。日韓関係の入門書でありながらも学ぶべき点のたくさんある、多くの人に読まれて欲しい一冊。

第1章 わたしをとりまくモヤモヤ
第2章 どうして日韓はもめているの?
第3章 日韓関係から問い直すわたしたちの社会
第4章 「事実はわかったけれど……」,その先のモヤモヤ


監修:加藤圭木 編集: 一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナール 出版社:大月書店 2021.8 ソフトカバー 320p
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