「とても精巧に作られたこのモノグラフによって、川内倫子の名前を誰もが知るようになるはずだ」
（アレック・ソス）

2011年発表、川内倫子の代表作となった『Illuminance』の10周年記念エディションです。
写真という芸術の持つ”Illuminance”「照度」に向き合うこと、それはつまり光と闇、生と死について問うことでした。世界はこれらで出来ているという奇跡。それを目の当たりにすることが出来ます。
オリジナルのデザインを踏襲しながらオランダのアート・ディレクター、ハンス・グレメンによって装丁を一新[ハードカバー（クロス貼り）／和とじ（袋とじ）]。お持ちの人にとっても手に取ることが出来なかった人にとっても、非常に嬉しい10周年になりました。

＊本書はアメリカの出版社Apertureとの共同出版となります。本書のtorch press版は巻末テキストが日本語です。