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戦争・記憶 沖縄戦と集団自決

「死んだ真似」をして生き延びた少女。
住民を殺す上官を手にかけた元兵士。
ガマに入って遺骨を掘り続ける男性。
今でも死体を踏んだ感覚がフラッシュバックする女性。

「戦争を理解したい」という一心で世界の戦場を撮り続けてきた亀山亮。写真・テキストを駆使し、自身が向き合い続けてきた「戦争と記憶」を明らかにしていく。

前半約70ページは取材を通して撮影した沖縄の人々、風景。
後半は集団自決の生存者との出会いから始まる沖縄戦の聞き取りを主に収録したルポルタージュ。
沖縄戦の記憶は海外で見てきた紛争地のどの情景とも異なっていた、と語り戸惑いも隠さず綴られ終始緊張感のある一冊になっている。記憶と向き合うこと、記憶を引き継いでいくことは容易ではない。

亀山 亮(かめやま・りょう)
1976年千葉県生まれ。写真家。1996年よりメキシコ、チアパス州のサパティスタ民族解放軍の支配地域や中南米の戦争地を撮影。2000年、パレスチナ自治区ラマラでインティファーダ取材中、イスラエル国境警備隊が撃ったゴム弾により左目を失明する。2003年、パレスチナの写真集『INTIFADA』(自費出版)でさがみはら写真新人賞、コニカフォトプレミオ特別賞を受賞。2013年、アフリカの紛争地に8年通って発表した『AFRIKA WAR JOURNAL』(リトルモア)で土門拳賞を受賞。その他の写真集に『DAY OF STORM』(SLANT)、『戦場』(晶文社)、『山熊田』(夕書房)などがある。

著者:亀山亮 出版社:青土社 2021.9 ソフトカバー 151p
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