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フランドルの四季暦

”池と川は氷が溶けてからこの方、ずっと春の訪れに備えてきました。三月も末、南風が水面を走るようになると、春の支度にもおのずと力が入ります。
真っ先に腰を上げるのは水捌けのよい牧草地から滲み出た水です。”
(四月の庭)

ベルギーの作家、マリ・ゲヴェルスによる詩的散文集。
1937年に書き上げられ、以降園芸家や自然愛好家のバイブルとして親しまれてきた。
日本初紹介となった本書は翻訳も素晴らしく「細やかなで繊細、荒々しく厳か、この上なく豪奢に織りなされたフランドルの四季」と梨木香歩は手放しで賞賛する。
瑞々しい四季と植物の描写にイメージが湧き上がるのを抑えられない。
バイブルとなるのも頷ける名著です。
大野八生(ガーデナー&イラストレーター)の描き下ろし植物画約70点収録。
現在絶版状態なのが非常に惜しい。

目次
天象の楽しみ
一月と氷
二月は冒険の七日
三月、そして春分
四月の庭
五月の蓄え
六月と夏至
七月の太陽
八月と夏の草花
九月、あるいは陽光と液果の戯れ
十月の落葉
十一月の霧
十二月と雪

著者:マリ・ゲヴェルス 訳:宮林寛 出版社:河出書房新社 2015 初版 ハードカバー 230p
B(帯)

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販売価格
3,850円(税込)

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