気になる働き方、ないようである仕事、なんとかなる生き方など、仕事の文脈をとりあげていく雑誌「仕事文脈」です。
19号
特集1「グレーでいること」
特集2「五輪で仕事は」
正しいも間違っているも、自粛するもしないも、右も左も白黒も、そんなに簡単に決められない。そんなに簡単に線引き出来ない。グレーでいることが大切だったり本当に勇気が必要だったりするわけで。その領域で考えたい暮らしと仕事。始まりは寺尾紗穂さんのエッセイから。
結局この五輪は何だったのだろう、というモヤモヤ。この特集では五輪が仕事に及ぼした影響を特集。大会関係者やボランティアにインタビューを取っていて、非常にリアルな祭りのあと。
特集1:グレーでいること
寺尾紗穂/10日ほど前に花屋を始めた
堅田香緒里/グレーな闘争とトーンポリシング
酒の穴/グレーな酒がいちばんうまい
調査 わたしの好きな公共
「下さらない?」から始まった、世田谷マーマレード物語
インタビュー 女性、育児、フリーランス
特集2:五輪で仕事は
混乱だらけで終わった大イベント
影響があったり、まったくなかったりしながら、私たちの暮らしは続いていた
この期間、どんなふうに過ごしてた? あらためて振り返るオリンピックと仕事
ホントに何も言わないな 武田砂鉄
インタビュー 東京五輪に関わった人たち
「オリンピックの東京」から脱出する
◎ 連載
男には簡単な仕事 ニイマリコ
40歳、韓国でオンマになりました 木下美絵
<聞く>という仕事 辻本力
35歳からのハローワーク 太田明日香
虹色眼鏡 チサ
無職の父と、田舎の未来について さのかずや
仕事回文 杉野あずさ・みりんとおさとう
文脈本屋さん・Title ほか
表紙イラスト makomo
表紙デザイン 永井ミキジ
本文デザイン 小松洋子
出版社:タバブックス 2021.11
新刊書籍