フェミニストでないひとたちをどう呼ぶか?
性差別主義者(セクシスト)というのだ。
いや、もうひとつ、忘れてた。
傍観者っていうのがあった。
女にも男にも、誰にも、被害者にも加害者にも、そして傍観者にも、ならないでほしい。
(解説:上野千鶴子)
著者は30代の男子校教師。
フェミニズムの波は普遍的人権を保障してきた歴史の流れに乗っている、世界は変わりつつあるとし、その上で男性たちに自分を振り返り、フェミニズムを学ぼうと呼びかける。
その波に乗る韓国社会を分析し、「なぜ(男が)フェミニズムを学ぶのか」を小学生にも分かるように綴っていく。
韓国で反響を呼び、ここにめでたく翻訳版も出版された。
学ぶのも、フェミニストになるのも、遅すぎることもないし恥ずかしいことでもなんでもない。
31冊のブックガイドも収録。
著者:チェ・スンボム 訳:金みんじょん 出版社:世界思想社 2021.11 初版 ソフトカバー 193p
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